経過報告・働くもののいのちと健康を守る宮城県センター

□　経過報告

【２０１０年度の経過報告】

相談活動について（２０１０年１月～２０１０年１２月）

①０７，０８年の相談件数欄の（）内の数字はいの健の相談件数を含めた総数です。０９年以後はいの健、労働相談センター、県労連３団体全体の相談件数です。

区分	№		２００７年	２００８年	２００９年	２０１０年
相談件数	１	新規相談件数（いの健相談件数含む）	181 (282)	336 (480)	553	389
相談件数	２	継続相談件数（いの健相談件数含む）	13 (41)	32 (74)	100	117
相談者	３	男性	92	174	324	209
	４	女性	89	161	229	179
	５	不明	0	1	0	1
	小計		181	336	553	389
年代	６	～２０代	50	34	61	49
	７	３０代	48	67	150	128
	８	４０代	33	57	103	88
	９	５０代	37	76	79	55
	１０	６０代～	9	13	29	17
	１１	不明	4	89	131	52
	小計		181	336	553	389
雇用形態	１２	正社員	95	180	278	207
	１３	パート・契約・アルバイト	54	74	109	91
	１４	臨時・嘱託	14	8	27	25
	１５	派遣・請負	10	29	54	24
	１６	その他	2	28	58	24
	１７	不明	6	17	27	18
	小計		181	336	553	389
事業所規模	１８	～３０人	102	171	233	183
	１９	３０～９９人	31	35	83	62
	２０	１００～２９９人	15	20	31	31
	２１	３００～９９９人	3	9	13	9
	２２	１０００人以上	3	7	9	17
	２３	不明	27	94	169	81
	小計		181	336	553	389
相談内容（複数回答可）	２４	解雇	30	86	135	115
	２５	退職の強要・勧奨	8	25	48	32
	２６	賃金・残業等未払	51	60	121	75
	２７	労働契約違反	7	10	24	28
	２８	社会・雇用保険	4	5	22	21
	２９	配転・出向・転籍	5	5	9	11
	３０	労働条件切り下げ	28	26	39	23
	３１	労働時間・休暇	7	19	35	38
	３２	セクハラ・いじめ	21	16	75	82
	３３	倒産・工場移転	3	7	8	5
	３４	労災・職業病	4	18	42	35
	３５	組合結成・加入	2	0	3	1
	３６	その他	4	54	57	68
	３７	不明	7	5	3	1
	小計		181	336	621	535

②過労死１１０番、労働相談何でも１１０番、アスベスト患者・家族の集い
「働く人の環境改善と健康をすすめる会」と共催で６月１９日と１１月２０日の２回、過労死問題１１０番に取り組みました。また、１１月２９日と３月４日には春闘共闘が主催する「労働相談･何でも１１０番」に参加しましたが解雇・長時間労働・未払い・パワハラなどの相談が多くなっています。
７月３１日には「アスベスト患者・家族の会」の交流のつどいを開催し、解体やリアスコン等を含め引き続きアスベスト問題を重視していくことを確認しました。

③ 事例検討会の実施と『センターだより』の発行、相談体制の強化
０９年７月から３団体合同で「相談事例検討会」を開催していますが、相談員同士の経験交流を図り力量を高める上でも、また、深刻な相談事例を全体で共有しながら相談者が納得できる解決を図る上でも、極めて重要な取り組みになっています。
この間、全労働出身の桑山任二さんや福保労の加藤書記長がいの健や労働相談センターの相談員となり体制が強化されたものの、昨年度はさまざまな事情から事例検討会の開催回数が少なくなり、改善すべき課題となっています。そのため、センターだよりも７号から１０号まで発行したものの昨年の１０月以後は発行されていません。

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